本の紹介

ちいさい おふねの ぼうけん    
マリーナ・アロムシターム文/ヴィクトーリヤ・セムィーキナ絵/藤原 潤子 訳
成山堂書店、2500円+税  

海に行って本物の船になろう! そう心に決めた、小さな紙のおふねの物語。いろんな船に出会いながら旅を続けるおふねは、無事に海にたどりつけるのでしょうか? 未知の世界に一歩を踏み出す勇気をくれる一冊。

クラウス・フラッグ賞

北京国際ブックフェア・イラストレーション展審査員賞受賞     詳細




そらにかえった にゅうどうぐも
レオニート・チシコフ 作/藤原 潤子 訳  成山堂書店、1800円+税

ある日ひとりの男の子が、雲を紡いでセーターを作ることを思いつきます。ふわふわで温かいセーターができて、男の子は大喜び。ところが思いがけず、困ったことが起きます。地球温暖化をはじめとする、人間による環境破壊についての寓話的作品。

現代ロシアを代表するアーティストが、地球温暖化問題を問いかける  詳細





パパかいぞくの こもりうた
アントン・ロマーエフ 作/藤原 潤子訳  成山堂書店、2200円+税

元気いっぱいのチビ海賊は、夜になっても眠る気なんてありません。パパ海賊は子守歌を歌いますが、歌詞からどんどん空想がふくらんで、チビ海賊はますます大興奮! 一体、いつになったら眠るのでしょう? パパと子どもの攻防が楽しい一冊。


ブラチスラバ国際絵本原画展 金のりんご賞受賞!         詳細







まほうの木
アンドレイ・ウサチョフ 作/イーゴリ・オレイニコフ 絵/藤原 潤子 文

天の川のはてにある「ふしぎわくせいオー」。花が歌をうたい、魚が空を飛び、木には本がなるこの素敵な星には、「まほうの木」があって、みんなの願いごとをなんでもかなえてくれる。子どもの夢をくすぐる17編のみじかいお話に、幻想的で心ふくらむ絵をつけた。


国際アンデルセン賞受賞画家とチュコフスキー賞受賞作家のコラボ作品!詳細