まほうの木 

アンドレイ・ウサチョフ 作
イーゴリ・オレイニコフ 絵
藤原 潤子 文
東洋書店新社

2020年10月発行
ISBN:978-4-7734-2039-5
A4判、40頁
本体1,800円+税

★国際アンデルセン賞受賞画家とチュコフスキー賞受賞作家のコラボ作品!★

 

あらすじ
天の川のはてにある「ふしぎわくせいオー」。花が歌をうたい、魚が空を飛び、木には本がなるこの素敵な星には、「まほうの木」があって、みんなの願いごとをなんでもかなえてくれる。
子どもの夢をくすぐる17編のみじかいお話に、幻想的で心ふくらむ絵をつけた。読み聞かせても、一人で読んでも、大人も子どもも、どっぷりつかれて楽しい絵本。


作◆アンドレイ・ウサチョフ(Андрей Усачёв)
1958年生まれ。ロシアの児童文学作家、詩人、劇作家、シナリオライター。その作品は、ロシアで出版されるほとんどすべての幼児・学童向けアンソロジーに収録されていると言っても良いほど、広く読まれている。サムイル・マルシャーク賞(2007年)、コルネイ・チュコフスキー賞(2009年)など、多数の賞を受賞。これまでに10以上の言語に訳されているが、日本語訳は本書が初。


絵◆イーゴリ・オレイニコフ(Игорь Олейников)
1953年生まれ。ロシアの画家、イラストレーター、アニメーションの美術監督。100冊近い本の挿絵を手掛け、国際アンデルセン賞画家賞(2018年)、ロシア連邦文化勲章(2018年)など、多数の賞を受賞。日本で出版された作品としては、『ちいさなタグボートのバラード』(ヨシフ・ブロツキー作・沼野恭子訳、東京外国語大学出版会、2019年)ほか。


文◆藤原潤子(ふじわら じゅんこ)
神戸市外国語大学ロシア学科准教授。ロシアをフィールドとして文化人類学的な研究を行いつつ、翻訳にもたずさわる。主な業績として、『呪われたナターシャ:現代ロシアにおける呪術の民族誌』(人文書院、2010年)、『水・雪・氷のフォークロア:北の人々の伝承世界』(共編著、勉誠出版、2014年)など。


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