パパかいぞくの こもりうた

アントン・ロマーエフ 作
藤原 潤子 訳
成山堂書店

2022年6月発行
ISBN:978-4-425-95651-7
A4変型判、48頁
本体価格2200円+税

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ブラチスラバ国際絵本原画展 金のりんご賞受賞作品!


あらすじ
元気いっぱいのチビ海賊は、夜になっても眠る気なんてありません。パパ海賊は子守歌を歌いますが、歌詞からどんどん空想がふくらんで、チビ海賊はますます大興奮! 一体、いつになったら眠るのでしょう? パパと子どもの攻防が楽しい一冊。

作◆アントン・ロマーエフ(Антон Ломаев)
1971年、ベラルーシのヴィテプスク生まれ。現在はロシアのサンクト・ペテルブルグ在住。アンデルセンの童話やグリム童話をはじめとして、数多くの本の挿絵を手がける。2018年にIBBY(国際児童図書評議会)オナーリストに選出され、2021年にロシア芸術家協会から金メダル授与されたほか、多数の賞を受賞。『パパかいぞくのこもりうた』は初めて文章も手掛けた作品で、本作により、2019年にブラチスラバ世界絵本原画展で金のりんご賞を受賞。また、全ロシア書籍イラストレーション・コンクール「オーブラス・クニーギ」でも入賞をはたしている。日本での出版は本書が初めて。


訳◆藤原潤子(ふじわら じゅんこ)
神戸市外国語大学ロシア学科准教授。ロシアをフィールドとして文化人類学的な研究を行いつつ、翻訳にもたずさわる。著書に『呪われたナターシャ:現代ロシアにおける呪術の民族誌』(人文書院、2010年)、『シベリア:温暖化する極北の水環境と社会』(共編著、京都大学出版会、2015年)、訳書にアンドレイ・ウサチョフ作、イーゴリ・オレイニコフ絵『まほうの木』(東洋書店新社、2020年)など。


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